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家の中で羽アリが大量発生…原因はどこ?駆除前のチェックリスト

家の中で羽アリが大量発生…原因はどこ?駆除前のチェックリスト
リムケア編集部
執筆・監修者 いしかわ けんいち(Ishikawa Kenichi) 害虫駆除専門家・しろあり防除施工士(公益社団法人 日本しろあり対策協会認定)

「住宅設備を知り尽くした害虫駆除マスター」として大手家電量販店のリフォームセンター業務に従事。シロアリ駆除から水回りの湿気対策まで、床下に特化した工事を多数手がける。

「朝起きたら窓辺に羽アリが何十匹も…」「床に羽の抜け殻が大量に落ちていた」
こうした“室内での羽アリ大量発生”は、すでに建物内部でシロアリが活動しているサインであり、放置は極めて危険です。

本記事では、他の記事と異なり
👉「なぜ家の中に羽アリが出たのか?」
👉「どうやって発生源を特定すればいいのか?」
に絞って、専門業者の知見をもとにわかりやすく解説します。

羽アリの種類やシロアリとの見分け方は、羽アリを見つけたら?シロアリとの見分け方と正しい対処法【画像で解説】 もご参照ください。

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【要注意】羽アリが“屋内”で出る=家の中に巣があるかも

羽アリは「巣から出て飛び立つ個体」です。
つまり、羽アリが家の中で見つかる=その建物のどこかにシロアリの巣がある可能性が高いのです。

特に以下のような状況なら、“室内発生”と判断されます。

    敷地内に巣がある可能性が高いケース
  • 床の上に羽の抜け殻が散らばっている
  • 夜間、室内照明に向かって羽アリが集まっていた
  • 壁の隙間や柱から這い出てくるのを目撃した

現場でよくある“見落とされがちな発生源”とは?

これまでの点検現場で多数確認されている、羽アリの巣があった場所には次のような“共通点”があります。

🛁 ユニットバス下の空間

  • 湿気がこもりやすく、人の目が届きにくい
  • 床材と基礎の隙間にコロニー形成が進行しやすい

🚪 玄関框や敷居

  • 日常の開け閉めで微振動が加わる部分
  • 築10年以上の木造住宅では高リスク

🪟 サッシ周辺

  • 外気との隙間があり、わずかな穴から羽アリが出入り
  • 一部の羽が壁の裏に引っかかっていることも

【現場からの声】築15年の戸建てで、浴室の床下にシロアリの巣が。そこからユニットバス横の壁内にまで羽アリが移動していた例があります。

調査前に自分でできる“発生源特定チェック”3ステップ

本格的な調査を依頼する前に、まずはご自身で「どこから羽アリが出ているのか」をざっくり推測することができます。以下の3ステップを試してみてください。

ステップ①:「羽の落ちている場所」から位置を推定

  • 羽が“集中している部屋”を特定
  • その部屋の床・壁・窓まわりを重点的にチェック

ステップ②:「出てきた時間帯」から種類を推定

時間帯シロアリの種類警戒度
午前〜昼ヤマトシロアリ★★★
夕方〜夜イエシロアリ★★★★★(攻撃性・繁殖力が高い)

羽アリの出る時間帯を知ることで、被害スピードや侵入ルートが推定できます。

👉 出現時期の詳細は:羽アリの発生時期はいつ?季節・地域別の傾向と警戒サイン

ステップ③:「床下収納」「換気口」「押し入れ裏」などを目視確認

  • 床下収納:木部に羽が溜まっていないか
  • 押し入れ裏:壁にシミ・変色・紙のめくれがないか
  • 換気口:羽や死骸が網に溜まっていないか

上記のチェックで気になる点があった場合は、早めに専門業者に相談するのが安心です。現地調査は無料で対応しているところも多いため、被害の拡大を防ぐためにも早めの確認がおすすめです。

被害が出ているかを見抜く“4つの危険サイン”

羽アリが出たということは、すでに建物内部で被害が進んでいる可能性もあります。以下のような兆候がないか、今すぐ確認してみてください。

危険サイン見分け方
床の沈み踏むと“フカフカ”“ギシギシ”する
柱の空洞音ノックするとポコポコ音がする
蟻道の発見壁や基礎に土の筋がある
クロスの変色壁紙が浮いている、湿気による剥がれ

ひとつでも当てはまる場合は、早急な点検を検討しましょう。被害の進行は見えない場所から始まります。

無料点検を依頼する前に知っておきたい“3つの誤解”

「無料点検って本当に無料?」「しつこく営業されそう…」
——こうした不安から、調査をためらう方も少なくありません。
しかし、それらの多くは事実と異なる“誤解”です。

よくある不安実際は?
料金がかかるのでは?多くの業者が点検は完全無料。見積後のキャンセルもOK
売り込みされそうで怖い資格ある業者は、国の基準に基づく説明を義務づけられている
様子見でいいと思っている巣の場所によっては2週間で構造材が崩れるケースもあり得る

余計な心配で手遅れになる前に、正しい情報をもとに冷静に判断することが大切です。信頼できる業者なら、無理な契約を迫られることはありません。

今すぐできる!羽アリ発生状況セルフ診断

羽アリが1匹2匹なら様子見で済ませる方も多いですが、実は見えない場所で被害が進んでいるサインかもしれません。まずは、次のセルフ診断で現在のリスクレベルをチェックしてみましょう。

  • 羽アリの死骸を10匹以上見つけた
  • 同じ場所に2日連続で羽アリが出た
  • 発生部屋にシミや異常がある
  • 出現時間帯が毎回ほぼ同じ
  • 複数部屋にまたがって出現している

1つでも該当する場合は、すでに巣がある可能性が高い状態です。点検は無料で受けられるので、今のうちにプロの調査を検討してください。

調査を依頼するならどの業者に?いつがいい?

羽アリが大量発生したら、原因調査は一刻も早く行うべきです。では、どの業者に・いつ依頼すれば安心できるのでしょうか。

    業者選びのポイント
  • しろあり防除士の有資格者がいる
  • 点検時に床下カメラ画像・調査レポートを提供してくれる
  • 点検→見積→工事の流れを丁寧に説明してくれる
  • 地元密着で口コミのある業者(即日対応可能な場合も)

信頼できる業者を早めに選び、被害が広がる前に点検を受けることが、家を守る最善策です。悩む前にまずは相談してみましょう。

まとめ|羽アリの大量発生は“結果”ではなく“警告”

家の中で羽アリが大量に出るのは、偶然ではなく、すでに何らかの異常が進行している明確なサインです。「どこから来たのか」を調べることは、被害の深刻化を防ぐ最初の一歩。

見えている羽アリは、ほんの一部にすぎません。だからこそ、放置せず、今すぐ原因を特定することが家を守る最大の防御策です。

迷ったら、まずは信頼できる専門業者の無料点検を活用してください。被害を“発見した時”ではなく、“兆候を感じた時”が、最良のタイミングです。

羽アリの大量発生に関するよくある質問

家の中で羽アリが大量発生しました。外から入ってきた可能性はありますか?
外部からの侵入もゼロではありませんが、室内に多数の羽や死骸が落ちている場合は、建物内部に巣がある可能性が非常に高いです。特に湿気が多い水回りの下や床下が発生源となるケースが多く、専門調査が推奨されます。
羽アリの発生源は自分で特定できますか?
羽や死骸が集中している場所、羽アリが出てきた時間帯や季節を観察することで、ある程度の推定は可能です。ただし、巣が壁内部や床下にあることも多く、正確な特定は専門業者の調査が必要です。
羽アリが出たのに姿が見えなくなりました。もういないのでしょうか?
羽アリが見えなくなっても、巣の内部で活動を続けている可能性があります。羽アリの出現は一時的でも、母体となるシロアリ集団は生きており被害が進行中のケースが多いため、油断は禁物です。
羽アリの大量発生で床がベタつくような気がしますが関係ありますか?
羽アリの死骸や体液によって床が汚れることはありますが、実際には床材の内部がシロアリに食害され、沈みやたわみを感じている可能性があります。構造材の損傷が進行しているサインのひとつです。
羽アリが出た場所とは別の部屋でも被害は進んでいる可能性はありますか?
はい。羽アリは発生場所とは別の箇所から移動・飛び出すことがあり、実際の巣の位置とはズレていることがよくあります。被害の範囲を正確に知るには、建物全体の点検が重要です。

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